入院案内
まずお電話にて、入院希望される方からの相談を医療相談員がお受け致します。
ご連絡先:046-204-2122(地域連携室直通)
入院の手続きについて
入院をされる際は、患者様の病状や家庭状況について、詳しく説明できるご家族、または後見人(保佐人)が、必ず付き添ってご来院ください。
手続きの際、
ご用意して頂くもの
- ・保険証、医療証等をご提示ください
- ・ご印鑑(ご家族等または後見人のご印鑑)
- ・預かり金10万円 ※退院時に返金致します(預かりは現金のみとさせて頂きます)
- ・現在、服用中のお薬(必ずお持ちください)、お薬手帳、紹介状。
- ・その他、患者様が日常生活において必要としているもの。(眼鏡、義歯、運動靴、装具、歩行器、車椅子、電気カミソリ(男性のみ)、その他)
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- 入院のご相談
- 入院希望理由及び病状等を確認させていただき、その上で主治医からの診療情報提供書等をご用意して頂きます。
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- 入院判定会議
- 診療情報提供書等の必要書類が揃い次第、順次に入院判定会議を行います
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- 入院判定会議の結果報告
- 入院判定会議の結果をご連絡するとともに、入院対応可能な方とは、入院面談の日時調整を行わせて頂きます。
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- 入院前面談
- ご家族と面談の上、入院希望理由、今後の方向性の確認、その他入院時に必要な物の説明等を行わせて頂き、正式に入院希望となりましたら、入院予約日時をお伝えします。
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- 入院
- 入院手続きをお願いします。
介護施設と病院の違い
介護施設について
介護施設はさまざまな種類がありますが、日常生活を送るのに困難な方に対して食事、入浴、排せつなど生活の支援を行なう施設です。施設の利用者・職員とのふれあいや、レクリエーションなど日常生活のなかで意欲の向上などが期待されます。日常的なケアは主に介護職員によって行われます。
当院(認知症治療病棟)について
在宅や施設での対応困難な場合、入院により治療に専念することも選択枝のひとつとなります。入院では主に薬物療法と作業療法(音楽、レクリエーション、ゲーム、手作業、カラオケなど)により、身体、情緒双方への働きかけを行ないます。
医師、看護師、ケアワーカーをはじめ作業療法士、放射線技師、検査技師、薬剤師、栄養士、精神保健福祉士等各専門職により総合的に患者様の入院生活を支えます。
介護保険適応の施設は原則身体拘束を行なうことが出来ませんが、病院では治療のために必要最小限の身体拘束を行なうことがございます。また、24時間医師と看護師が常駐しており、入院により患者様に対し24時間の対応を行なうことが可能です。
入院生活について
患者様の精神状態が安定し、併せて入院生活をより質の高い時間にしていけるように、作業療法や音楽療法、季節に応じた行事及びレクレーションを実施しております。
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お食事(朝食 7:30 昼食 12:00 夕食 18:00)
お食事は患者様の身体状況や摂取状況に合わせて管理栄養士が献立を作成し、各病棟デイルームにおいて召し上がれる準備をしております。
※患者様の病状や摂取状況に応じ、医師・管理栄養士により療養食が提供されます。
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ご入浴
ご入浴は患者様の身体状況により一般浴室か機械浴室をご利用頂けます。原則として1週間に2回以上お入れしますが、医師によって入浴が困難であると判断された場合は、身体清拭を行います。
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医療生活相談
当病院での入院生活にあたって、ご心配やご不安、もしくはご意見がございましたら、遠慮なく相談室にご相談ください。
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リハビリテーションについて
認知症の人を対象とするリハビリテーションは主に作業療法士が中心となり(情緒の安定、残存する機能・能力の維持と向上、生活環境の調整、安定した日常生活の維持)を目的として行っております。
日常生活機能訓練を他職種と連携し、作業活動を通して(生活のリズムを整え, 残存機能の維持・向上, 認知症による症状の緩和, 心の安定)を図り、その人らしさと誇りを尊重したうえで心と体の関係性を常に考え生活上の困難に支援の手をさしのべていきます。
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週間スケジュール(一例)
月 火 水 木 金 AM
9:30~
11:30①リアリティオリエンテーション(R.O法による見当識訓練)
②朝の体操(みんなの体操、ラジオ体操)
③個別活動(整容、手工芸、計算・点つなぎプリント、新聞を読む、機能訓練等)
④脳トレ、口腔体操
PM
1:30~
3:30レクリエーション
・輪投げ
・ボーリング など脳活トレーニング
・回想法
・クイズ など鑑賞会
・紙芝居
・動揺, 唱歌
・DVD鑑賞 など体操
・音楽に合わせて
リズム体操 などカラオケ同好会 -
その他
ご希望に応じ、訪問歯科(毎週1回訪問診療)を受診、訪問理容室(月1回/2,300円)をご利用できます。
面会、外出、外泊について
※感染拡大防止の為、面会の制限をLineアプリや院内ipad等にてWeb形式での方法を行っております。
1日に実施できる組数に制限を設けておりますので、ご希望の方は担当相談員までお問い合わせ下さい。
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・面会時はナースステーションにお声をかけて頂き、面会者名簿にご記入ください。
※必ず1階受付窓口へお立ち寄りください。各病棟ナースステーションにて面会ノートをご記入の上、面会札(入館証)を受け取ってください。また、当病院は精神保健福祉法に基づき、患者様の安全を確保するため、エレベーターや病棟入り口(階段)などで施錠をしております。開錠をご希望される際は、お気軽にスタッフにお声掛けください。 -
・ご入浴は患者様の身体状況により一般浴室か機械浴室をご利用頂けます。原則として1週間に2回以上お入れしますが、医師によって入浴が困難であると判断された場合は、身体清拭を行います。
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・面会、外出、外泊の頻度については、治療経過を踏まえて主治医とご相談ください。
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・病状が安定していれば無理のない範囲で構いませんので、なるべく面会にお越しください。なお、家族談話室は1階にございますので、どうぞご利用ください。
面会の注意事項
当院は医療法に基づく施設基準を満たす医療機関のため、付き添いの必要はありません。
ご家族以外の面会に関しましては、必ずご家族にご確認のうえ、ご来院ください。
面会の制限などについては医師にご相談ください。
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・「面会の際に、菓子類(生ものをのぞく)などを持参され一緒に召し上がっていただくことは可能ですが、召し上がる前に必ず看護師にお声がけ、確認をお願いしております。(身体状況により、ご遠慮頂く場合もございます)また、他の患者様にお裾分けすることは絶対にお止め下さい。
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・患者様ご本人への外部からの電話の取次ぎはお断りしております。患者様の状態により通信を制限させて頂くことがありますのでご了承ください。
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・面会制限に関しまして、看護師が完全に制限できるとは限りません。患者様・ご家族での対応も併せてお願い致します。
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・個人情報保護に基づき、患者様が入院されているかどうかのお問い合わせにはお答え出来ませんのでご了承ください。来院前にご家族等に予めご連絡頂きますようお願い致します。
退院の手続きについて
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退院の申し出
任意入院の場合で、患者様の都合で退院を希望される場合は、退院希望日を主治医にお申し出ください。
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その他
次の場合には事前通知の上、ご退院頂く場合がございます。
- ① 入院費のお支払いが1ヶ月以上遅延し、督促後7日以内にお支払いが行われなかった場合。
- ② 患者様もしくはそのご家族様が当病院または当病院の従事者に対し、入院継続しがたいほどの誹謗、中傷を行うまたは背任行為を行った場合。
- ③ 天変地異による災害またはやむを得ない諸事情により、当病院を閉鎖もしくは縮小する場合。
その他の留意事項
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禁煙
病院内は全て禁煙となります。
※平成15年5月に施行された健康増進法により「受動喫煙を防止する努力義務」に基づくもので、病院・学校・官公庁施設などの公共施設での禁煙の取り組みが進んでおります。このことを受け、当病院では患者様及びご来院の皆様の健康を守る医療機関の務めとして更に良好な療養環境を提供するために「施設内全面禁煙」としております。
当病院をご利用頂く皆様には、ご理解とご協力をお願い致します。
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現金・貴重品の持ち込み
現金及び貴重品は絶対にお持ちにならないでください。万一、盗難・紛失等に遭われましても当病院は責任を負いかねますのでご注意ください。
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所持品の制限
入院中の患者様の所持品には制限がありますので、病棟看護師または相談室にご相談ください。
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洗濯物
私物の洗濯物は、原則としてご家族にお願い致します。
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謝礼の固辞
入院時及び入院中に当病院職員に対する謝礼は、固くお断りしております。ご協力をお願い申し上げます。
入院相談のご案内
まずは、お電話にて地域連携室にお問い合わせください。
予め、かかりつけ医より紹介状(診療情報提供書)をご用意いただきますと受け入れがスムーズです(かかりつけ医より、直接、郵送,FAXを受け取ることも可能です)
■地域連携室
相談受付時間|09:00~17:00(平日)
TEL|046-204-2122
FAX|046-204-2112
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