ご挨拶

 

 

当院は認知症治療病院として、認知症の方やご家族様へ少しでもお力になれればと日々努力しております。認知症と診断されましても、認知症は型別に分類されており、それぞれの型で症状が違ってまいります。また、認知症の方の今までの生活や環境によっても徘徊や暴力、暴言などの症状が違ってまいります。当院としましては、患者様の周辺症状や内科的な病気も含め、少しでも徘徊や暴力等の周辺症状を抑えられるよう治療を行っております。

また「認知症かもしれない」「認知症かどうかの判断」のための診察を受けたいと思われている方には、もの忘れ外来も行っており、CT等の各検査を受けた後に医師との診察時に認知症か認知症で無いかの診断も行っておりますので、予約制では御座いますが、お気軽にご相談していただければと思います。今までも、これからも認知症治療病院として、地域の皆様や遠方の方々にも愛される病院になれるよう努力して参りますので、ご支援の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

医療法人社団やすらぎ会
2020年5月吉日
院長 五島 能伸


認知症の患者様をどのようにとらえるか?

認知の障害は進行しますが、情動は最後まで残っています。

そして患者様は認知の障害に伴って引き起こされるさまざまな「不都合」(重要な会議や仕事を忘れる、仕事のミスをするなど)に直面します。周囲からも実際に非難されたりします。そしていま自分になにが起きているのか?どう対処したらよいのかなど不安になり、自責的となり、抑うつ的となります。認知症医療の専門家であるわたしたちはこのような患者様の心理状況を把握し、気持ちを理解し、傾聴し、支える方法を模索することがなによりも大切です。そのためにも日々の患者様との出会いを大切にしていきたいと考えています。

そして患者様が「その人らしい」生活ができるように、ご家族にも協力していただき、日々の活動をこころがけていきたいと考えています。このことを実現するにはスタッフひとりひとりの日頃からの自覚と努力が必要です。わたし自身もそのひとりとなるようにしたいと思っています。患者様もご家族もこの病院にいることが安心といっていただくことがわたしたちの目標といえます。

医療法人社団やすらぎ会
神奈川中央病院
顧問 渡邉 直樹